身内に不幸があり、喪中はがきを出す時期の10月以降になるのを待っていました。そしたら、相手から先に喪中はがきが届きました。自分も喪中はがきを送ろうと思っていましたが、送ったほうがいいのか、送らないほうがいいのか・・・。喪中はがきが先に届いた相手には、自分の喪中はがきを出すべきなのか、マナーについてまとめました。

スポンサーリンク
[inc_temp file='temp']

喪中はがきを送る意味とは

81-2

年賀状を貰ったら年賀状を返すのがマナーですが、悲しいことがあると、おめでとうなどの挨拶をする気分になりません。そこで、新年の挨拶を遠慮したいというときに出すのが喪中はがきです。新年の挨拶を失礼したいという意味で、年賀欠礼状とも呼ばれています。年賀欠礼状のほうが、喪中はがきの意味をよく表している言葉だと思いますが、あまり知られていないようです。

喪中はがきは、新年の挨拶を遠慮しますという案内のためのもので、何もかも遠慮するという意味のものではありません。必要なことは伝えないといけませんし、悲しみの中にいる人と話をしたりすることで気が紛れることもあります。

スポンサーリンク
[inc_temp file='temp']

喪中はがきを出すか出さないか悩んだら・・・

喪中はがきの意味を知ることで、悩んだときの判断になります。年賀の挨拶を失礼するというお知らせなので、相手から先に喪中はがきが届いたからと言って、悩む必要はありません。基本的には、毎年年賀状をやり取りしている人に送るのがマナーなので、喪中はがきが届いた相手にも送ります。葬儀に参列した人でも、喪中はがきを送付しておいたほうがいいかと思います。

喪中はがきが届かなかったと気分を害す人もいます。年賀状を送っている人には、送るようにするといいです。

喪中はがきが送られてきた相手が親戚というときには、お互い様ということで喪中はがきをお互いに送ることを省略することもあります。でも、相手も喪中だからと言って喪中はがきを出してはいけないというマナーはありません。

悩んだら出したほうがいい

相手も喪中であることを、喪中はがきが届いてから知ったときの対応としては、次のような対応が望ましいとされています。

・相手側がこちらが喪中だと知っていれば出す必要はない

・年賀状を出している人には喪中であっても送付する

・親戚であれば、お互いに省略しても問題ない

答えになっているのか、なっていないのか微妙なところです。

喪中はがきは、喪中であることを知らせるためのものではありません。新年の挨拶を控えますという意味のもので、その中に、1年間の感謝の意味も含んでいると考えたほうがいいです。そのため、年賀状を毎年やり取りしている相手であれば、出したほうがいいです。

出さなくてもいいという人を、こちら側で判断するときには明確な基準を持っておいたほうがいいです。あとで、私のところには喪中はがきが届かなかったという人が出てくるかも知れませんので。

出さなくていい人は喪中であることを知っている場合

喪中はがきは、毎年年賀状のやり取りをしている人に送ったほうがいいです。でも、その中でも親族で喪中であることをお互いに知っているのであれば、出さなくてもいいです。ただ、これはお互いに解っていることなのでいいという考え方です。

では、葬儀に参列してくれた人にも送らなくていいかというと、結果からいうと送ったほうがいいです。再度、年賀欠礼のお知らせをするとともに、1年間の感謝の意味も込めて送ることも考えれば、年賀状に変えて、全員におくったほうがいいです。

お互いにさみしい年末年始を過ごすことになるので、一言コメントを書いて送るといいと思います。

一言添えるときの参考例文はこちら

スポンサーリンク
[inc_temp file='temp']

最後に

喪中はがきを出そうとしたとき、相手も喪中だと知った場合、喪中はがきを出してもマナー違反にはなりません。喪中はがきをもらった相手にも、自分が喪中であることを伝え、一言、お悔やみを書き添える心配りをして投函すると良いです。

喪中である相手に、こちら側の喪中ハガキを出すか、出さないかを迷ったときは、一言添えて送るようにしましょう。深く悩むようなことではありませんし、喪中はがきの意味を理解することで、対応の仕方は明確になると思います。



[inc_temp file='temp']