喪中はがきのデザインやイラストも多様化しており、オシャレなものやスタイリッシュなものが多くあります。文字のフォントも明朝体・行書体・楷書体を使うのがおすすめとされていますが、丸文字やゴシック体などを使った文字で挨拶文や宛名を書いてくる人もいます。あまりに派手すぎるデザインの喪中はがきはマナーや品格にも関わります。故人の写真入りの喪中はがきを送ってこられる人もいますが、写真を入れるときは受け取る側のことも考える必要がありますので、写真入り喪中はがきのマナーについてまとめました。

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喪中はがきに写真やイラストを入れるときは派手すぎない

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故人の写真を喪中はがきに印刷して送ってこられる人もいますが、故人の写真を入れないというマナーはありません。ただ、喪中はがきは、悲しみの中にいて、新年の挨拶ができませんということを表しているので、送る人・受け取る側の気持ちになることも大切です。故人の写真を喪中はがきに印刷することをよく思わない人もいます。

その理由としては、ずっと喪中はがきを保存しておくわけではないので、捨てるときに、故人の顔をシュレッダーにかけるのも気が引けますし、顔写真や個人情報があるのでゴミ箱にそのまま捨てるわけにもいかないです。かといって、結婚や出産のお祝い事のはがきであれば飾っておいてもいいですが、喪中はがきを飾るということはあまりしません。一言で言えば、処分に困るということです。

本当に親しかった人のときは、思い出または遺影として飾るという人もいます。印刷業者でも故人の生前の写真入り喪中はがきを印刷できるサービスがありますが、カラーよりも淡く仕上げるようにしたり、写真がメインではなく、ワンポイント程度におさめておくといいです。まだまだ、故人の写真を入れる人は少ないようですが、今後、故人の写真を入れた喪中はがきにが無くなることがあるかも知れません。

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故人・子供・赤ちゃんの顔写真を入れるときは

赤ちゃんや子供が亡くなってしまったとき、悲しみに暮れる中でも、喪中はがきを出す時期がきます。シンプルな喪中はがきでもいいですが、天使や羽のイラストやデザインの喪中はがきを選ぶ人もいますが、子供の写真を入れたいという人もいます。

でも、子供や赤ちゃんが夭逝(ようせつ)してその写真を入れたいという気持ちも分かりますが、写真を入れる相手を選ぶようにしましょう。写真を入れるのであれば、身内や親戚、親しい友人だけにしておくのがいいです。

顔写真入り喪中はがきに家族・親戚だけにしておくのも方法

顔写真入りの喪中はがきを送ることは、マナー違反ではありません。でも、もしあなたのところに故人の写真入り喪中はがきが届いたら、どうでしょう?親友や親戚・身内であればまだしも、直接関係が無い人や縁遠い人のときは、もらってしまうと処分に困ることがあります。ゴミ箱にポイすることが申し訳ない気持ちになります。

写真を入れて喪中はがきを送りたいという気持ちをグッと抑えて、送るのであれば、身内や親戚・本当に仲の良い親友と、限られて範囲の人に出すようにするといいです。葬儀のときに、会葬御礼状を配りますが、これに故人の顔写真を入れることも増えてきていますので、写真を入れるときは、方法を考えてみるといいです。

デザインの一部にして写真を使うならおすすめは モノクロ・絵画・スケッチ・デッサン風がおすすめ

写真を使った喪中はがきがは、印刷業者で印刷することができます。写真年賀のように、フレームが決まっているテンプレートに写真を印刷することができ、いくつかのテンプレートから選ぶことができます。

故人の写真を入れることもできますが、故人が写真撮影したお気に入りのものを入れたり、趣味の音楽など楽器類を写真として入れたりすることもできます。

プロの写真家の人からのアドバイスをもらうことができ、喪中はがきに故人の写真を入れるのであれば、全体のデザインをモノクロ・絵画・スケッチ・デッサン風にしたもののワンポイントに写真を入れるようにすると違和感が無くなるとのことでした。シンプルでかつシックなデザインにすることで喪中はがきでも、故人の写真を入れても違和感が無くなるかも知れません。

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最後に

マナーとして、故人の写真を入れてはいけないということはありません。しかし、個人的に貰ったら処分に困るという人は多いはずです。喪中はがきは悲しくて新年のご挨拶を失礼させていただくという挨拶状のことです。悲しみを表すハガキなので、儀礼的に無難に書くのがおすすめですが、喪中はがきに故人の写真が入れて送るのであれば、デザインや送る相手を考えて作成し、送ったほうがいいです。

喪中はがきを見たときに、違和感があるようなデザインにすることは控えるようにし、全面に写真があるタイプではなく、控え目にすることで、バランスを取ることができます。



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