喪中はがきを用意するときに、どこで買い揃えたらいいのか考えると一番に思いつくのが郵便局です。郵便局で喪中はがきを準備するときは、裏面のデザインやイラスト、文面が印刷されているものと、はがきや切手を買って自分でパソコンで作って印刷することもできます。郵便局で用意されている喪中はがきのテンプレートや例文、自分で喪中はがきを作成するときに買い揃られるはがきや切手をまとめました。

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郵便局でも買える喪中はがきと文面

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郵便局で喪中はがきが販売されるのは9月1日からです。デザインは、やわらかい色合いの花の背景が多くあります。デザインは、

・薄墨で色合いの柔らかいスタンダード
・カラーを使った色味のあるカジュアル
・薄墨を活かした薄墨
・銀箔加工が施された箔押し

などから、喪中はがきのイラストを選ぶことができます。

定形の挨拶文も用意されていますので、その中から選ぶといいです。必要なら鬼籍に入った人の続柄やお名前、享年などを入れることもできますし、定形の文面ではなく、定型文にない文章を使いたいときは、フリー文章という選択もできます。

郵便局で使われている例文の一例を上げると

【例文1】

喪中のため新年のご挨拶を失礼させていただきます
ここに本年中のご芳情を厚くお礼申し上げますとともに
みなさまに良い年が訪れますようお祈りいたします

【例文2】

喪中のため年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
本年中に賜りましたご厚情を深謝いたしますとともに
明年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます

【例文3】

喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
祖父 山田太郎が八月十二日に八十歳で永眠いたしました
生前に賜りましたご厚情に心から御礼申し上げます
明年も倍旧のご交誼をお願い申し上げます

など、どれも新年のあいさつを失礼することと今年お世話になったお礼、来年よろしくお願いしますという言葉が入っています。

喪中はがきだけでなく、喪中はがきが送られてきたら返事を出すときの、喪中見舞いはがきや寒中見舞いはがきも用意されています。

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郵便局に喪中はがきが無いときは・・・

一番メジャーな日本郵便で喪中はがきを注文しようと12月に郵便窓口に行ったら、売り切れていたことがあります。でも、他の郵便局にはまだ在庫があったので、そこで購入しました。郵便局以外でも、コンビニやスーパー、文房具店、ドラッグストアでも販売していますし、ロフトやハンズでも数多く売っています。

挨拶文が印字済みの喪中はがきが無いときは、裏面が白い普通のはがきを購入して、パソコンで自作することもできます。エプソンやキャノン、書式の王様などから無料で喪中はがきのテンプレートをダウンロードして背景やイラストを選ぶことでデザインを作成することができますし、挨拶文面も多数ありますし、郵便局の喪中はがきに書かれている例文を使ってもいいと思います。

自分で作るのは面倒という人は、印刷業者などに喪中はがきを依頼することもできます。デザインや文例を見本から選べば良いので文章を考えなくても済みますし、宛名印刷もお願いすることも出来ます。

弔事用の切手の柄は胡蝶蘭

郵便局で裏面が白いはがきを購入すると、表面に切手が印刷されています。通常はがきの切手部分はヤマユリがデザインされ、インクジェット用は山桜の絵柄になっています。喪中はがきを出すのに、官製はがきの切手デザインは気にしなくても良いのですが、冠婚葬祭に胡蝶蘭の切手を使ったほうが良いと言われています。

胡蝶蘭の切手の色は、普通はがきでは緑色、インクジェット用は青色になっています。喪中はがきの絵入りのデザインには百合や桜もあるので、喪中はがきは絶対胡蝶蘭を使わなければならないということではありません。あくまで胡蝶蘭の絵柄もあるのでそちらを使っても良いということです。

インクジェット用のはがきはインクジェット式のプリンタの他スタンプや版画、シールを貼り付けたいときに適しています。手書きのときも筆ペンや毛筆・鉛筆などで書くときはインクジェット用を使用することで綺麗に書けます。通常のはがきはプリントゴッコやコピー機、オフセット印刷に適していて、手書きでは万年筆やシャープペンを使用するとキレイに仕上がります。

私製はがきを使うときは弔事用切手を貼る

家にある私製はがきを使ったり、郵便局で売っているはがきは、郵便番号の枠が赤いので喪中はがきに適さないとする人もいて、私製はがきを使うことがあります。ハガキに切手が印字されていないときは、自分で切手を貼る必要があり、家にあるおとなしめの切手を使っても問題ありませんが、喪中はがきでは派手にならないように気を付け、特殊切手やアニメ柄などは使いません。

新たに切手を購入する必要があると思いますので、そのときは弔事用切手を購入して貼るといいです。

個人的には、山の日が制定された記念に山の景色の切手を出したり、落ち着いたあやめ柄でもマナー違反にはならないと考えますし、故人が好きだったお城の絵柄やお花のデザインの切手を選んでもいいです。

出す枚数が多いときは、切手を貼るのが面倒なことがあります。そのときは「料金別納」を利用するといいです。

喪中はがきの宛名印刷はWEBからのみの受付

郵便局の窓口で用意されている喪中はがきは、裏面にテンプレートが印刷されているタイプです。そのため、宛名印刷は自分でする必要がありますが、郵便局のWEBを利用すると喪中はがきに宛名印刷まで注文することができます。

WEBの「郵便局の総合印刷サービス」を利用すると宛名印刷を注文することができます。料金は掛かりますが、手間暇を考えれば依頼したほうが手っ取り早いですし、宛名印刷まで依頼しても通常の納期は3日以内です。さらに、投函代行サービスもあり、宛名印刷したものをそのまま送ってもらうこともできます。投函代行サービスは会員限定ですが、会員登録は無料です。注文してから5営業日以内に投函してくれます。

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最後に

喪中葉書を作成していて切手が足りなくなったから買いに行こうなんてことは良くある話です。郵便局に買いに行こうとしたら、日曜日で買えなかった。そんなときには集配をしている郵便局にゆうゆう窓口があります。この、ゆうゆう窓口は24時間やっているので、そこで購入することができます。ゆうゆう窓口は便利でよく使っています。

仕事帰りに簡易書留や速達を出すとき、窓口は閉まっているのでゆうゆう窓口を利用しています。ゆうパックもついでに取りに行ったりしています。ネット通販もしていて、切手SHOPというサイトで購入することもできますが、はがきは10枚から切手は100枚からなので一枚だけ欲しいという人には向かないです。コンビニでも売っているところがありますが、必ずあるということではありませんし、滅多に使わない弔事用の切手は置いていないことも多いです。



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